トルコくんが眠りにつきました

トルコくんとは、我が家のかわいい家族。
ハンガリー生まれの日本育ち、そして名前がトルコという奇怪な経歴のハムスター。
私の誕生石がトルコ石であることが名前の由来。

そんなトルコくんが昨夜23時頃、眠りにつきました。
空に羽が舞う日のことでした。



暑い日が続いて元々辛そうだったし、ジャンガリアンハムスターの平均寿命の2倍ほどを生きていたから気にかけてはいたの。
その日私は久しぶりに早く帰宅について、食べていた焼き魚をトルコくんにおすそ分けしようとしたら。

いつもの食い意地のはったトルコくんだったらめちゃくちゃ喜ぶんだけど。
全然起きなくて不思議に思って持ち上げてみたら、意識が朦朧としてるのか動かなくて。



"今日が峠だ"

ってすぐにわかった。
手の中で昏睡状態に陥ったトルコくんを、お母さんとお父さんとでずっと見守っていた。
ご飯を食べる時、膝の上に下ろしたら私の手にすり寄ってきて、たまらなくて。
左手はトルコくんに触れたまま。
片手でのご飯が終わって、お母さんにバトンタッチして急いでお風呂に入って。

「一緒に寝よっか」

冷房を効かせた私の部屋で、お母さんもお布団を持ってきて二人で見守った。



2018年7月25日23時、トルコ 永眠。

目を閉じて、静かに息をひきとった。
穏やかな寝顔はかわいくて、涙が止まらなくて。

私が外に出られなかった、一番しんどい時にお父さんに連れてこられたトルコくん。
すごく小さくて、今よりも毛は白っぽくて。
当時から温厚で怒らず、鳴かず、噛まず、穏やかな子だった。



"美月に似てるね"って言われるくらい、私によく似てた。
嫌いな食べ物はひまわりの種。
好きな食べ物はパン。

幸せだったかな。
幸せにしてもらったのは私たちの方だね。

お線香を焚いて、目を閉じて。
ありがとうの気持ちがこの煙と一緒にトルコくんの元にのぼればいい。
そう願って。

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